2021年9月 月イチ運用成績公開(確定拠出年金&つみたてNISA&ロボアド&日本株)
どーも、ガジュマルです。株式投資の有名な格言「Sell In May(株は5月に売れ)」。この言葉には実は続きがあり、「Sell in May, and go away, don't come back until St. Leger day.」、つまり「5月に売って9月に買え」というお話のようです。さて買い時の9月になったのでしょうか。
アフガニスタンがタリバンに実質支配権を奪われ、アメリカ軍が慌ただしく撤退し、中東の政治不安が一気に高まりました。また、中国の不動産開発大手、中国恒大集団が巨額債務を抱え、債務不履行(デフォルト)の危機が大きく報道されて世界同時株安となりました。リーマンショックのように一気に株が暴落するのではないかと思われましたが、FRBも中国固有の問題、という見解を発信したこともあり、市場は落ち着きを取り戻したようにも見えます。ただし、9月23日期限となっていたドル建て債券の利払いができなかったという報道もあり、30日間の猶予の間に支払ができないと債務不履行となり、一気に市場が反応する可能性もありそうですね。
一方、国内では菅首相が総裁選に不出馬を表明し、首相交代が決定しました。市場はそれを好感し、日経平均は再び3万円の大台を超えましたね。市場の反応とはなんとも非情なものですね。新型コロナのワクチンの接種も進み、1日の感染者数は減少傾向。もう少し感染者の減少が早ければ、菅総理の功績として評価されたのかもしれません。政治は本当に難しいですね。
さてさてそれでは運用成績を見ていきましょう。
確定拠出年金
まずは、確定拠出年金です。
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なんとなく元本保証という言葉に安心感があり、確定拠出年金を始めた頃から持っていた「ニッセイ利率保証年金」。少しずつ減らして来ましたが、今回預替を行い、ついにすべて手放しました。「ニッセイ利率保証年金」は「日興インデックスファンド」に預替を行い、それに伴い、「日興インデックスファンド」の収益率は前月と比較すると一時的に大きく下がっています。
さらに今月末にはリバランスを行う予定なので来月はもう少し違った比率になる予定です。海外株式の比率を増やし、収益率を上げていきたいと思います。
つみたてNISA
続いてつみたてNISAです。
SBI証券
ひふみプラスが急伸しましたね。何かあったんでしょうか。上がってくれるに越したことはありませんがね。『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』は少し下げましたが、引き続き、収益率50%越えです。
楽天証券
米国株式一点投資の楽天証券つみたてNISA。中国恒大集団のデフォルト危機で大きく下げた後、少し戻りが鈍い状況です。ただFRBのパウエル議長も中国固有の問題と捉えているという発言もしていますし、テーパリング(量的金融緩和)も市場が受け入れつつある状況なのでそのうち戻ってくると予想しています。むしろずっと上げ調子なので長期的に見ればここらで下がってくれた方がありがたかったりもしますよね。
ロボアド(テオ)
ロボットアドバイザー「THEO(テオ)」の運用実績です。
ロボアドは先月下げた影響か、今月はすべて上昇。グロースの一部でFXI(中国の大型株)が組み込まれており、単体ではマイナスなんですが、QQQやVTVなど他の銘柄が下支えしてくれています。
日本株
最後に単位株取引、単位未満株の取引および自社株の持株会を取りまとめた日本株の成績です。
持株会はなんとかプラスに戻ってくれました。高配当株の日本株いちかぶ(単位未満株)投資も着実に伸びていますね。
まとめ
運用資産全体の損益は以下の通り。
全体の収益率が3か月ぶりに20%を超えました。確定拠出年金はリバランスを行い、さらに収益率を加速させていく予定です。リーマンショックのような暴落があったとしても10年くらいかけてまた基に戻ると予想しています。そういう意味では今は多少リスクを取っても長期的に見れば良い結果につながるのでは、と考えています。
全体の評価額をベースにチャートにするとこんな感じです。
9月末で緊急事態宣言も解除され、また外でお酒が飲めるようになりますねー。解放感で経済も上向きになってほしい!
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