虚像に踊る投資の宴

欲に塗れたマネーゲーム

PERとPBRと

どーも、ガジュマルです。

 

株を始めようと思うんだけど、いっぱいあり過ぎてどの会社の株を買おうか迷うわね。

 

東証一部だけでも2,000社を超える会社があるからね。チャートを眺めてテクニカル分析して株価の上がりそうな会社を見つけ出す、という方法もあるけど素人にはハードルが高いよね。中長期での投資を考えているなら、指標を使った割安株の探し方があるので紹介するね。今回はPERとPBRについて見てみよう。

 

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PER(株価収益率)

PERはPrice Earnings Ratioの略で、日本語では株価収益率と言います。

 

PERの計算式は

 

株価÷1株あたり純利益

 

純利益とは、売上など会社の収入から原価や販管費、税金などの費用を差し引いた純粋な会社の「利益」です。

 

つまり、PERは、株価が1株あたりの利益の何倍になっているか、を表す指標になっているわけです。

 

一般的にPERが小さいほど割安、大きいほど割高、と言われます。

 

ちなみに東証一部全銘柄では、PERが20.31倍となっています(本日時点)。

 

ガジュマルは、PER8倍~15倍の銘柄をスクリーニングすることが多いです。

 

ちなみに、現保有銘柄の本日時点のPERは

 

横浜ゴム: 13.56倍

丸紅: 7.03倍

 

但し、業種によってもPERは異なるので、同業種でいくつか比較するとよいでしょう。 

 

PBR(株価純資産倍率) 

 

PBRはPrice Book-value Ratioの略で、日本語では株価純資産倍率と言います。

 

PBRの計算式は

 

株価÷1株あたり純資産

 

純資産は、会社が仮に解散した際に株主に分配される資産額とイコールです。

 

つまり、PBRで分かるのは1株あたりの純資産に対して、何倍の株価で株が買われているかを表しています。

 

例えば、株価が1,000円、1株当たりの純資産が1,000円だとすると、PBRは1,000÷1,000=1倍ということになります。

 

仮に株価が900円に下がると、PBRは900÷1,000=0.9倍となり、1株当たりの純資産を株価が下回ることになり、会社を解散した方が投資金額より資産が多く残ることになります。

 

このようにPBRが1倍を下回ると、会社の価値(総資産)より時価総額が低くなるため、株価が売られ過ぎ、という判断になります。

 

PBRもPERと同様に業種によって異なる(例えば工場を持つような企業は資産が多かったり、新興企業は資産が少なかったり)ので、同業種の企業のPBRを比較することが大事になります。

 

ガジュマルは、PBR1倍前後でスクリーニングするようにしています。

 

まとめ

PERとPBRについて見てきました。

 

ガジュマルは、PER8倍~15倍、PER1倍前後を割安株のスクリーニング基準にしています。

 

すでに触れたように、同業種でPER、PBRを比較してその会社だけが割安なのか、業界全体として割安に見える傾向なのかというのはチェックが必要なポイントです。

 

機会があれば、ROEROAにも触れてみたいと思いますのでお楽しみに。

 

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